しんどくなったら何度も読んだ本

今回は産業医・精神科医である井上智介さんの書かれた「この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ」という本を紹介したいと思う。この本は僕が新卒で勤め始めたぐらいに買った本で、昨日読み返してみたら忘れてることも多く、なかなかためになったので僕の読んだ感想を述べたいと思う。

全体を通してこの本を読んで思ったことが、段々と気持ちがラクになり、自分の気持ちに寄り添ってくれる優しい本だなということである。なぜなら、全体的にこの本は、あなたはもう十分頑張ったから、自分をもっと大切にしてあなたの人生を歩んでくださいということをやんわりと主張している印象を受けたからである。心や体の危険サインについて懇切丁寧に書かれており、もし僕がそうなったときは速攻で会社辞めれるなと勇気づけられた。

また、「仕事＝人生」ではなく、「仕事＝”健康で幸せな生活を送る”という目的を達成するための手段のひとつ」というのにとても共感した。仕事がすべてだと思っていると、仕事をしていない自分には価値がないのかということになり、そんなことはないなと思った。ただ存在しているだけでも誰かの役に立てているというのは今の仕事を通じて思えたことだし、案外人生流れに身を任せれば何とかなるんじゃね？と楽観的に考えれた。

仕事や人生でつらくなったときは、この本を読み返して、自分にとって一番大切なことは何かと自分の軸を再確認して乗り切ろうと思った。自分の健康を害してまで頑張る仕事など存在しないということにも共感できた。

自分だけの人生、自分なりに謳歌したい。