成長の概念が変わってしまった本

 どうもビチューです。久々の投稿になりました。今回も本の紹介をしていきたいと思います。近くの図書館で借りてきたのですが、今回は心理カウンセラーである心屋仁之助さんが書かれた「がんばらない成長論」について感想を述べたいと思います。

 この本を読み終えたとき、僕はもっとゆるくそして人に甘えて生きてもいいんだなと心がラクになりました。自分自身の理想の生き方はというと、「甘い汁吸って生ぬるい環境でぬくぬくのうのうと生きる」というものです。苦労はせずにラクして生きたいというのが強く思っています。

 この本を読む前の僕は成長するとは、何か明確な目標を定めて努力した結果得られるものと思っていました。僕はどちらかというとあまり努力したくなくてゆるく生きていければそれでいいと思っていました。成長するという言葉は正直自分の性に合っていないなと考えていました。なので、本のタイトルを見てがんばらない成長とは何ぞやと興味を持つようになり、この本を手に取りました。

 そんなゆるく生きたい僕ですが、この本で得た大きなことは、今の自分のままでも全然問題ないということでした。自分はどちらかというとボーっとしていることが多いのですが、そんな自分でも大丈夫と自信が持てました。今の自分を全肯定して、自分にゆるゆるの甘々でいたほうが、成長できるというのが本書のメインテーマで勇気が出ました。特に印象に残ったのが、頑張って成長するのをやめた途端、大きく成長してしまうものだということでした。なぜなら、こうすることで、「頑張らない成長」とはダメな自分でも大丈夫という自己肯定から始まるものであり、自己否定をしている限り成長はできないと気づかされたからです。私自身、ちょっとの失敗やミスで落ち込みやすい性格なのですが、そんな自分でも肯定してあげる大切さを学べました。

 この本には、頑張らない成長のためにも、自分の「合格ライン」をぐっと下げたり、向上心を捨てるなど様々なことが挙げられていました。私は周りからたとえ嫌われようとも、今の自分のまま好きなことをしてダラダラしていきたいなと思いました。苦労はせず、成長はしてしまうものだということを信じて自分の器を大きくしていきたいと思いました。

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