今回も、数学用語の解説をしたいと思う。
中学校から「方程式」というコトバが出てくるので、これはどういうことかの解説に行きたいと思う。
結論、方程式とは、「文字が特定の値の時だけ成り立つ等式」のことである。
さらに、等式とは、「イコール(=)が入った式」のことである。
例えば、これは等式である。
6×(2+3)+1=31 …①
①の式は、イコール(=)が入っている。
①の式を、ちょっとだけいじって、文字を入れてみる。
6(a+3)+1=31 …②
文字の式の表し方は、掛け算の記号×は、省くことができる。
②の式は、aという文字が入っており、かつ、a=2という特定の値のときに成立するので、方程式である。
こうするだけでも、立派な方程式である。
また、求めたい方程式の特定の値のことを解という。
②の式の場合だと、a=2が解である。
ちなみに、②の式のaを求めることを、方程式を解くという。
②の式の解き方は、こんな感じである。
6(a+3)+1=31
6a+18+1=31
6a+19=31
6a+19-19=31-19
6a=12
a=2
文字式の分配法則や、等式の性質などを利用すれば解ける。
そういうことに関しても、また取り上げられればいいなと思う。
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