今回は、作家で自身が発達障害者である借金玉さんの書かれた「発達障害サバイバルガイド」という本の感想を述べたいと思う。
・この本を読む前の自分
タイトルから見て、発達障害や精神疾患などの障害を持った人に限った、生きていく方法の本かなと思った。また、サバイバルというからには、生きるために必死に努力することが書かれているのかなとも思った。
・この本を読んだ後の気づき
大事なのは、「何度転んでも、何度落とし穴に落ちても、どうにか立ち直る」ことだと学べた。書いてあった内容で、必要なのは、「『金を稼ぐ』技術より『貧乏でもやっていく』技術」というのは結構共感できた。100万円を1000万円にするのもよい技術かもしれないが、どんな状況でも、0から100万円にする技術の方が生きていく力はあるなと思った。これこそまさに、サバイバルといった印象を受けた。
また、「働かなくても休むことはできるが、休まなければ働くことはできない」ということも学べた。休まないと、健康に被害が出るという心理をついた言葉だなと思った。自分の体が健康でないと、何もできなくなるという最悪の事態を避けることが重要だと思った。障害を持った人や健常者に関係なく、誰でも参考になることが書かれているサバイバル本だと学べた。
・この本を読んで実行しようと思ったこと
自分の生活環境や習慣を再確認して、無理していないか、自分を大切にしているかを大事にしていこうと思った。やれることをやれる範囲でやり、自分がより快適に過ごせることにお金を使おうと思った。たとえどん底に落ちたとしても、自分ができそうな小さな一歩を踏み出そうと思った。また、自分のために使える時間を大切にして、しっかり休み、自分らしい生き方を実行しようと思った。
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