読めそうで読めない!?数学は英語みたいな言語だとわかる数式9選

数学

どうもビチューです。

皆さんは、数式を見て、「なんて読むのかわからなくてやっぱり意味がわからない」ということで悩んだことはありませんか?

私も、数式に抵抗はそんなに抵抗はなかったものの、正しい読み方は全然わかっていませんでした。

実は、数学とは、宇宙などの自然法則を表す言語なのです。

日本語読みだと、なかなかあやふやなままで終わってしまいがちですが、英語読みなら、結構わかりやすいです。

この記事を読めば、数式の正しい読み方がわかるだけでなく、数式は端的に表せるすごいものだということがわかります。

それでは早速見ていきましょう。

お名前.com

方程式

まずはこちらです。


$$x+y=z$$

日本語だと、「エックス、プラス、ワイ、イコール、ゼット」ですが、英語で読むと、こうです。


$$\color{red}{x\quad plus\quad y\quad equals\quad z.}$$

「エックス、プラス、ワイ、イコールズ、ゼット」というのがポイントです。

方程式その2

次は、簡単な方程式です。


$$a=b$$

日本語だと、「エー、イコール、ビー」ですが、英語で読むと、こうです。


$$\color{red}{「a\quad equals\quad b.」「a\quad is\quad equals\quad to\quad b.」}$$

2番目の読み方に注目すると、主語である「a」が「b」と等しいという関係性を「to」が示しています。

左辺(「a」)と右辺(「b」)の違いがはっきりと表されています。

微分

次は、よく間違われる読み方です。


$$y’=\frac{dy}{dx}$$

「ワイダッシュ、イコール、ディーエックス、ぶんの、ディーワイ」と読まれがちですが、正しくはこうです。


$$\color{red}{y\quad prime\quad equals\quad dy\quad dx.}$$

「’」を「ダッシュ」と読むのは適切ではありません。

多くの国では、「プライム」と読まれています。

また、\(\frac{dy}{dx}も、分数の読み方ではなく、ちゃんとした微分のひとつの記号で、「ディーワイディーエックス」と読みます。。\)

ちなみに、「’’」は「ツーダッシュ」ではなく、「ダブルプライム」と読みます。

組み合わせ

次は,組み合わせを表す式の読み方です。


$${}_n C_r$$

日本語だと、「エヌ、シー、アール」ですが、英語だと、こうです。


$$\color{red}{「the\quad combinations\quad of\quad n\quad taken\quad r」「the\quad combinations\quad n\quad r」}$$

「C」は、組み合わせを意味する「combination」の略であることがわかります。

添え字

次は、文字に関する読み方です。


$$A_k$$

「エー、ケー」と読みたくなりますが、正確に伝えるならば、こう読みます。


$$\color{red}{Capital\quad A\quad sub\quad k}$$

「Capital」は「大文字」を意味し、「sub」は「下」を意味するので、これではっきりとわかります。

不等号

次は、読めない人が多いこの式です。


$$a\gt b$$

「エー、大なり、ビー」「エーはビーよりも大きい」と言うのが一般的かもしれませんが、英語では、こうです。


$$\color{red}{a\quad is\quad greater\quad than\quad b.}$$

比較を使っているので、意外にわかりやすいかもしれません。

不等号その2

次は、不等号に「=」が入ったバージョンです。


$$a \leq b$$

「_」だけになっていますが、これは「=」と一緒の意味です。

「エー、小なり、イコール、ビー」と読むかもしれませんが、英語では、こうです。


$$\color{red}{a\quad is\quad less\quad than\quad or\quad equal\quad to\quad b.}$$

「~より少ない」または「同じ」としっかりと定義されているのがよくわかります。

集合

次は、属するを意味するこの数式。


$$a\in A$$

「エーはエーの元(要素)である」「エーは集合エーに属す」でもいいかもしれませんが、英語だと、はっきりわかります。


$$\color{red}{「The\quad element\quad a\quad is\quad a\quad member\quad of\quad the\quad set\quad A.」\\
「a\quad is\quad an\quad element\quad of\quad the\quad set\quad A.」\\
「a\quad is\quad a\quad member\quad of\quad A. 」\\
「a\quad is\quad in\quad A.」}$$

いろんな表現があって面白いなと思いました。

関数

最後は、関数です。


$$f(x)$$

「エフ、エックス」とよく読んでしまいますが、英語では、こうです。


$$\color{red}{f\quad of\quad x}$$

日本語では、「xの関数f」といいますが、英語では、「a function f of x」と読みます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

例を挙げればキリがありませんが、数学の言葉の多くは、英語の頭文字を使っています。

なので、英単語のつづりと読み方をセットで覚えれば、数式の意味が自然とわかります。

また、いちいち文章で書かずとも、端的に記号だけで表すことができるのも数学の凄さだなと私は思いました。

今回は、以下の本を参考にしました。

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最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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