今日あったこと
・今日は、不調になっていた利用者さんを相手にしていたが、うまい具合に対応できた。
午前中は、施設周辺の地域清掃に行った。利用者さん7名、職員4名体制だった。自閉症で待てない組とゆっくり組とで分かれて行った。僕は自閉症の利用者さん(以下Aさん)と一緒に行った。Aさんは、午前中の活動はしっかりと参加されていた。
しかし、お昼ご飯の時間前(ちょうど別の利用者さん達が活動から帰ってきた当たり)、頭を掻いたり泣いたりと不調になられた。特に、鼻水や涙が止まらなかったので、床に垂れていて、僕はそれを拭いてじっと見守って対応した。
原因は、別の利用者さん達が活動から帰ってきたタイミングで手を洗うつもりが、うまくできなかったことや、見通しが立たないことだと上司のO氏は見立てていた。
利用者さんの昼休憩対応の前半は、僕が当番だった。主に、Aさんの対応をした。たまにお昼だよと声を掛けて、Aさんの気持ちが収まるまでじっと待っていた。
不調になってから約40分後、ようやく気持ちが収まったのか、僕の声掛けで徐々に給食にありつけることができた。
また、Aさんは普段、お昼を結構残すことが多いのだが、今回は8割ほど食べていた。Aさんなりに生真面目さと葛藤していたんだと思う。
そんなこんなで、午前からお昼にかけては乗り切れた。
午後からは、僕は別の独立したグループに入った。活動は、公園に行くのと、ドライブを兼ねたものだった。利用者さん4名、職員3名体制だった。
このグループは、自閉症ばかりのグループで、とにかく落ち着きのない人たちがほとんどだった。まだ行くには早い時間だったのだが、待てずにイライラして大声を出したりと、難しい人たちばかりだった。
自閉症の特徴としては、合間の空白の時間が、何をしていいか分からないということで不調になりやすいのが挙げられる。あと、見通しが立たないと不安になって不調になることもある。ただし、こういうのも、人によりけりなので、すべてが正しいとも限らない。
まあ、それでも、活動中はうまい具合に参加されていた。車内では、たまに大声が出ていた人がいたが、公園では自由に動き回っていた。
帰るまでの時間は、やはり待てないのか、ずっと狭い室内をうろうろされていた人もいた。まあ、しんどいんやろうなとは思うが、しょうがないよなと思った。
僕が正社員の頃は、この自閉症のグループにいたので、なんとなく雰囲気はわかっていた。利用者さんも待てないとはいえ、彼らなりに何かして待とうとする努力はしていたので、成長しているんだなと思った。
なんとか今日も乗り切れたので、ありがたい話だなと思った。
明日も無事に生きて帰ってこれることを願う。
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