今回は、中学数学で最初に学ぶ分野である正の数・負の数について解説していきたいと思う。
負の数(マイナスの数)って、確かにどういうことだよって思うので、考えていきたい。
結論から言って、数直線に対し、0(ゼロ)を基準にして、大きな数が「正の数」、小さい数が「負の数」を表しているものである。
また、知っておいて得する言葉として、絶対値と呼ばれるものがある。
絶対値とは、数直線に対し、0(ゼロ)を基準にして、どれだけ離れているかを表したものである。
ちなみに、0(ゼロ)は、正の数・負の数のどちらでもない整数である。
0を、原点と呼ぶ。
ちなみに、この負の数の概念は、歴史から見ても、なかなか受け入れられなかった。
つまり、負の数が出てくる解は、「誤り」であるとされてきた。
これは、負の数が、実際に僕たちが生きている世界で、関連付けることができなかったからである。
確かに、-2個のリンゴを持っているや、-5匹のネコを飼っているなど、どういうことだよって話である。
しかし、この負の数を導入することで、表せる数の範囲が広がったのは確かである。
お金の計算(借金)、温度計なども表せると便利である。
このように、目に見えないものを表せることができるのも、数学の魅力ではないかなと個人的には思っている。
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